「四つの凶器」その4

奇しくもタイトルと同じ数字だねぇ


え~なんというか……
カー味が足りないというかね……
読みやすい方なんだし、そこまで飽きのこない流れでよかったんだが何か足んねぇよな?
何だろう……。興奮させる何かが足りない。
ピンキリの激しいJDC的「怪奇趣味」とやらが無いせいかと思ったけど、そもそも個人的JDCランキングトップの「ユダの窓」が怪奇色ゼロだしな。
単に何か興奮させる何か、早く続きを読みたいと思わせる何かが足りんかったと思う。

JDCランキング

  1. ユダの窓
  2. 髑髏城
  3. 絞首台の謎
  4. 帽子収集狂事件
  5. 殺人者と恐喝者
  6. 四つの凶器
  7. 幽霊屋敷
  8. 一角獣の殺人
  9. 三つの棺
  10. 夜歩く
  11. 蝋人形館の殺人

えー、というわけでいきなりのJDCランキング。
まあ何ですかね……こんな位置。だいたいこんなんだろうみたいな位置に入りはしましたね。
なんて言うか、楽しさはあるが面白い訳ではないよなという。
まあでも流石に幽霊屋敷より下はそうそうないんじゃないかな。みたいな。
「殺人者と恐喝者」みたいに、読んで「おお」ってなる様な仕掛けもないしな。
次何読むかは微妙な所ですね。

登場人物

リチャード・カーティス
カーティス・ハント・ダルシー&カーティス法律事務所の弁護士。暇を持て余して五行戯詩を書いてる最中にパリ行きを命じられる
グラスディン・ハント
法律事務所の所長。アンリ・バンコランとは面識がある。
ミス・ブリードン
事務所のタイピスト。
アンリ・バンコラン
引退した予審判事。フランス警察に影響を持ってる。
ラルフ・ダグラス
放蕩息子。婚約を期に生活を改めるが、元愛人からの妙な依頼に頭を悩ませる。 長身青眼金髪。
ドゥーグラス
ダグラスのフランス語読みと思われる。
マグダ・トラー
メアリ・マグダレーン・トラー。ラルフの婚約者。実父母は既に鬼籍入り。ベネディクト・トラーは養母。断髪。
ベネディクト・トラー
その母親。旅行代理店の社長。断髪
ローズ・クロネツ
ラルフの元愛人。高級娼婦(プール・ド・リュクス)。マルブル荘で殺されているのを発見される。赤毛。マッセ配下で調査の仕事を受けていた
エルキュール・ルナール
巡査。マルブル荘の巡回を依頼されてる。
オルスタンス・フレイ
クロネツの元女中。何者かの依頼でマルブル荘の準備をしていた。英語は不得手。
ムッシュウ・ド・ローレック
クロネツの新しい相手。軍人風の髪型で射撃の名手。
ジョージ・スタンフィールド
トラーの腹心。パリ支店長。ハゲ。
ブライス・ダグラス
ラルフの兄。外務省勤務。フランス外務省と英国政府の連絡将校。クロネツから報告を受ける予定だった。
マッセ
フランスの秘密警察。ローズ・クロネツを使ってド・ローレックを探っていた
デュラン警部
パリ警視庁副総監づき。屈強な男
ブネ先生
検視医。シルクハット
マビュッス博士
鑑識課主任。大口に髭を伸ばしたむっつり屋
マダム・ド・ラ・トゥールセッシュ侯爵夫人
ド・ロートレックの通う賭博場の主。
アネット
ローズの女中。背が高い
ジャン-バティスト・ロビンソン
「オーギュスト・デュパン」の名で記事を書いてる新聞記者。弁護士。鳩胸の小男。ヒトラーばりのチョビ髭。金鎖をあしらった眼鏡をかけている。
ポール・ジュールダン
フランスで7,8番の富豪。
二人組の片方
リヴィエラで羽振りの良い本職の賭博師
リチャードソン夫人
アメリカの石鹸王か皮革王の細君
アンドレ
侯爵夫人の家令

単語

莫連
(ばくれん)とは、世間慣れしていて悪賢いことや、そのような女性(すれっからし)を指す言葉です。主として女性に対して用いられ、ずる賢く立ち回る様子や性格が悪いことを表します。
気っ風
(きっぷ)とは、その言動からうかがえる人の気質や性格のことです。特に、思い切りがよく、さっぱりとした気性や気前の良さを指すことが多く、「気っ風がいい」という表現で日常的によく使われます
レイズ
(Raise)とは、直前のプレイヤーが賭けたチップ(ベット)の額を、さらに上乗せして賭けるアクションを指します。ゲームをより有利に進めるための強力な手段です。
レイズには主に以下のような目的や種類があります。
目的: 相手をゲームから下ろしてポット(賭け金の総額)を回収する、または自分の手札が強い時に相手からより多くのチップを引き出す(バリューベット)。
ミニマムレイズ: ルールで決められた最小限の額を上乗せするアクション。
リレイズ: 相手がレイズした額に対して、さらにレイズを重ねること。

「四つの凶器」その2

「オーギュスト・デュパン」現る

オーギュスト・デュパンと言うよりルルタビーユだろこれは……。新聞記者としてのモラルのなさそうなところとか。

ほかと比べるとだいぶ読みやすいし、楽しい話ではある。先生、下手に怖くもない(というか刺さらない)怪奇趣味小説書いてるよりこっちの方が性に合ってるのでは?まあ、世の中「髑髏城」の描写でも恐がれる人は居るみたいだが……。
それはそれでよいのだが、あんまり謎解きに興味を向かせようとしてないので、犯人の目星についてはサッパリなかんじ。
まあ、謎自体は色々出てるんだがふつうに多すぎんだよな。

  • 油で研いで刃をボロボロにしたカミソリ
  • トラー夫人の元から盗まれたリボルバー
  • 埋められていたルイ・ロデレールのハーフボトル
  • 灰皿に円形に置かれた煙草
  • オルタンス・フレイの証言
  • 睡眠薬
  • 畳んだストッキング

謎が多過ぎで推論の立てようがない

背の高い女が現場にいたことは分かっている。しかしそれが犯人とは限らない訳ですよね?
容疑者はトラー夫人かアネットに絞り込まれてしまうし。
ド・ロートレックの聞いた声については別の人が喋ってた可能性あるし。そういやバカラの主催者も侯爵夫人だったな

登場人物

リチャード・カーティス
カーティス・ハント・ダルシー&カーティス法律事務所の弁護士。暇を持て余して五行戯詩を書いてる最中にパリ行きを命じられる
グラスディン・ハント
法律事務所の所長。アンリ・バンコランとは面識がある。
ミス・ブリードン
事務所のタイピスト。
アンリ・バンコラン
引退した予審判事。フランス警察に影響を持ってる。
ラルフ・ダグラス
放蕩息子。婚約を期に生活を改めるが、元愛人からの妙な依頼に頭を悩ませる。 長身金髪。
ドゥーグラス
ダグラスのフランス語読みと思われる。
マグダ・トラー
メアリ・マグダレーン・トラー。ラルフの婚約者。実父母は既に鬼籍入り。ベネディクト・トラーは養母。断髪。
ベネディクト・トラー
その母親。旅行代理店の社長。断髪
ローズ・クロネツ
ラルフの元愛人。高級娼婦(プール・ド・リュクス)。マルブル荘で殺されているのを発見される。赤毛。マッセ配下で調査の仕事を受けていた
エルキュール・ルナール
巡査。マルブル荘の巡回を依頼されてる。
オルスタンス・フレイ
クロネツの元女中。何者かの依頼でマルブル荘の準備をしていた。英語は不得手。
ムッシュウ・ド・ローレック
クロネツの新しい相手。軍人風の髪型で射撃の名手。
ジョージ・スタンフィールド
トラーの腹心。パリ支店長。ハゲ。
ブライス・ダグラス
ラルフの兄。外務省勤務。フランス外務省と英国政府の連絡将校。クロネツから報告を受ける予定だった。
マッセ
フランスの秘密警察。ローズ・クロネツを使ってド・ローレックを探っていた
デュラン警部
パリ警視庁副総監づき。屈強な男
ブネ先生
検視医。シルクハット
マビュックス博士
鑑識課主任。大口に髭を伸ばしたむっつり屋
マダム・ド・ラ・トゥーラッセル侯爵夫人
ド・ロートレックの通う賭博場の主。
アネット
ローズの女中。背が高い
ジャン-バティスト・ロビンソン
「オーギュスト・デュパン」の名で記事を書いてる新聞記者。弁護士。鳩胸の小男。ヒトラーばりのチョビ髭。金鎖をあしらった眼鏡をかけている。

単語

ルイ・ロデレール
(Louis Roederer)は、1776年にフランス・シャンパーニュ地方で創業された老舗シャンパーニュ・メゾンです。大手メゾンが巨大資本に買収される中、現在も創業一族による家族経営を貫き、最高峰の品質を追求し続けています。
ローズウッド
(Rosewood)とは、マメ科ツルサイカチ属の広葉樹、およびその木材の総称です。切ったばかりの木からバラのような甘い香りがすることからその名が付けられました。日本では「紫檀(シタン)」とも呼ばれます。
葉叢
(はむら)とは、樹木や草の葉が生い茂っている場所、またはそのように群がって茂っている一群の葉のことを指す言葉です。
奇木
(きぼく)とは、一般的な樹木とは異なる、ねじれた幹、異様なコブ、珍しい色合いや生態を持つ珍しい樹木の総称 です 。樹形をアートとして楽しむ盆栽の世界や、世界各地の巨大・奇木観光において親しまれています 。
おさんどん
主に台所仕事(炊事やそれに付随する雑用)や、かつて台所で働いていた女性(女中・下女)を指す言葉です
断髪
「断髪」とは、長い髪や髷(まげ)を短く切ること、または短く切りそろえたヘアスタイル(ボブなど)を指します。時代によって、文明開化の象徴や女性のファッションスタイル、さらには相撲界の引退の儀式など、多様な意味や文化を持っています。
夜鳴き鳥
サヨナキドリ。西洋のウグイスとも言われるほど鳴き声の美しい鳥で、ナイチンゲール(英語: Nightingale)の名でも知られる。この語は古期英語で「夜に歌う」を意味し[1]、和名の由来ともなっている。ドイツ語: Nachtigall(ナハティガル)の原義(古高ドイツ語: nahtgala)も「夜に鳴く/歌うもの」(Nachtsängerin)の意味
口頭誹毀罪
イギリスにおいて口頭による誹謗中傷は「口頭誹毀(スランダー:Slander)」と呼ばれる民事上の不法行為(名誉毀損)に分類されます。イギリスには日本の「侮辱罪」のような単一の刑法上の口頭の罪は存在せず、被害者は損害賠償を求めて民事訴訟を起こすのが一般的です。
口頭誹毀(スランダー)の成立要件
イギリスでスランダーとして法的に認められるには、主に以下の基準を満たす必要があります。
1.第三者への伝達: 被害者本人だけでなく、少なくとも1人以上の第三者がその発言を聞いていること。
2.社会的評価の低下: 発言が合理的で良識ある一般市民の目から見て、被害者の社会的評価を著しく下げる内容であること。
3.重大な損害の発生: 原則として、その発言によって実質的な損害や具体的な金銭的損失(Special Damage)を被ったことを証明する必要があります。
例外(損害の証明が不要なケース): 「重大な犯罪行為の濡れ衣を着せられた」「特定の伝染病に感染していると触れ回られた」「職業やビジネスにおいて無能であると中傷された」といった特定のケースでは、損害の発生が推定され、証明が免除されます。

「四つの凶器」その1

大分楽しそうだな


これまでのアンリ・バンコランものとは一線を隠したラフな雰囲気。
読んでて面白いな。

ロンドンの保守系法律事務所で退屈な業務をこなしつつ異国の地でスパイ映画のような活躍を夢見ていた主人公。そんなときに所長からパリにいる依頼主の元へ行くように命が下される。ウキウキでパリに到着すると、昨夜の酒の抜けきらない依頼主と邂逅。早速問題となっている別宅へ依頼主と共に向かうが、そこにはなぜか居ないはずの元愛人の女中がおり、更にベッドではその元愛人が殺されていた。
人殺しと騒ぎ立てる元女中が巡回中の巡査を呼び取り調べが始まるが……


ノリがとにかく軽いな~コミカルというか。死んでるのに主人公が冷静ですし。依頼主はやっぱまともな感性あるのか死体には触りたがらない。
これは「黄色い部屋」並みに軽く読めるかもしれない(多分ない)


登場人物

リチャード・カーティス
カーティス・ハント・ダルシー&カーティス法律事務所の弁護士。暇を持て余して五行戯詩を書いてる最中にパリ行きを命じられる
グラスディン・ハント
法律事務所の所長。アンリ・バンコランとは面識がある。
ミス・ブリードン
事務所のタイピスト。
アンリ・バンコラン
引退したフランス警察関係者。
ラルフ・ダグラス
放蕩息子。婚約を期に生活を改めるが、元愛人からの妙な依頼に頭を悩ませる。 長身金髪。
ドゥーグラス
ダグラスのフランス語読みと思われる。
ブライス
外務省勤務
マグダ・トラー
ラルフの婚約者
ベネディクト・トラー
その母親。旅行代理店の社長。
ローズ・クロネツ
ラルフの元愛人。高級娼婦(プール・ド・リュクス)。マルブル荘で殺されているのを発見される。赤毛。
エルキュール・ルナール
巡査。マルブル荘の巡回を依頼されてる。
オルスタンス
クロネツの元女中。何者かの依頼でマルブル荘の準備をしていた。

単語

ボズウェル
主に18世紀のイギリス(スコットランド)で活躍した文人・伝記作家であるジェイムズ・ボズウェル(James Boswell, 1740–1795)を指します。碩学サミュエル・ジョンソンの膨大な言行を克明に記録し、伝記文学の最高峰と評される『サミュエル・ジョンソン伝』を著したことで知られています。
機械乾燥葉(ジョーヌ)
不明
追従
「ついしょう」と読む場合
意味: 相手に気に入られようとして、おべっかを使ったりこびへつらったりすること

「黒死荘の殺人」その2

テンション上げろ!黒死荘だ!

妙にテンションたけーな。オマケにカーが在学中に書いたというさくひんにも言及しててナニモンかと思ってたら、ダグラス・G・グリーン。
世界で一番有名なカーマニアじゃん(個人の感想)。宛になんないな……。
やっぱりマスターズは前半のみで後からH.Mが出張ってくるそうです。
あとドイルの心霊主義系統には大分批判的だったようで…この人大分ドイル好き何じゃなかったっけ。それでも流石に受け入れられなかったか。
後「弓弦城」のトリックは「夜歩く」と同じらしい。はよ新訳だしたらどうなんだ?値上げラッシュなんだし、高くなってからじゃ誰も買わなくなるのでは?

内容忘れてる感が凄いのではじめから読んでいきます

「三つの棺」その9

虚無……

なんつーか、虚無…
何も残んない終わり方したな。時間の無駄だったわ……。
なんか次のなに読むのか考えるのもダルい感じ。

ネタバレ

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「髑髏城」その5

調べていた単語など


「ユダの窓」の座談会にはこんな事が書いてある。

ーーぼくはあれは小学校の時に、講談社の子供物で読んで、メイルジャアという……。
斎藤 魔術師ですね。
ーー牢みたいなところから最後に出てくるでしょ、ぼろぼろになって。テーブルの上にトランプがあって、それを昔を思い出して扇形にするんです。そこで手が震えてハラハラとカードが落ちる。あそこは感激して涙が出ました。
瀬戸川 おお〜。
北村 それは完訳じゃないから(笑)。完訳で読むと辛いですよ。

んな場面あったか?と思いながら、子供向けの結末なんだろうと思っていたが、今日なんとなく「髑髏城」を開いてみると
ネタバレ注意

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