- 作者: 今市子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: コミック
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「雪路」
小学生の律と母親が北国まで逃げる話。律の初めての友達も登場。
この頃の青嵐はまだ体をうまく使えずに転んだりしてるが、それだと後の巻の木に登ってそれを律が追いかけてるとかいうシーンは一体どうなるんだ?
つーか、この段階で人間っぽい形態(顔の長い耳のとんがった着物着た姿)に成れてるのに、
「人間に化けるのは苦手」って言ってあの不気味な姿にあえて変身する意味はあるのか?
って言うか、この段階で人間形態になれるんなら、二巻のあとがきにあった、人間っぽくなってきたってのは姿形の事じゃないよね。
ところで、律は小学生の頃から背丈変わってないの?んなわけないよね。女じゃないんだからさ。
しかし、友達の身代わりって…。幽霊やん!必要ないと思うよマジで。
「花盗人」
一年分の命の花を集める尼の話。
今なら夜刀より赤間の方が適任な気がする。この夜刀って人、これと大学の沼跡の話で出てそれっきりだったな。後に「赤間」って言う、人間の姿して律にちょっかいかける便利なトラブルメーカーが登場したもんで完全にお役御免になった模様。
ところで、夜刀は蛇っぽいが、赤間はなんの妖怪なんだ?
同じ長く生きてそうな妖怪でも、人間に対するアプローチは随分違うもんだね。
それにしても、晶が三郎に惚れたのも唐突だと思ったが、この話でまた唐突に三郎が晶に惚れてると言う設定が登場。三郎が人外だと知ってて付き合ってるのか晶…。肝が太いね。
ほんで、晶は寿命がココまでだったのを三郎の手引きで更に伸ばしてもらったのか?