異形コレクション4「悪魔の発明」その4

安土萌「スウェット・ルーム」

拷問室を見学に行ったら自分も拷問されそうになる話。

梶尾真治「柴山博士臨界超過!」

博士が講演会開いてたら会場が原因不明の爆発起こしたとか、稲垣足穂の短編「彗星倶楽部」みたいな話ですね。
今回のは割と面白いですね。
それにしても、妻の頭脳を超えてた癖に、あのネクタイ外したり性欲亢進を止める方法を思いつかなかったのかね。

菊地秀行「断頭台?」

ギロチン製作者の元に、新しいギロチンを持って行く話
菊地秀行と言えば異形じゃファンタジーなもんばっか書いてますね。そのどれもが、凡庸なアイデアを設定の派手さで無理に盛り上げようとしてる物ばかり。
そんな訳で、菊地秀行の作品はたいていスルーしてる訳ですが、今回のは面白いですね。
変に詩的な表現もないし。
舞台は近世ヨーロッパ。

堀晃「ハリー博士の自動輪」

情報を吸収して回り続ける観覧車に記憶を吸われてしまう話

ホーリーってご自分の事ですか?堀だからホーリー?バカか