御影瑛路「空ろの箱と零のマリア」

読み終わった後の感想としては「腑抜けになったな」

  • 数ページ読んだ限りじゃ、ラストは解決したかと思ってたらそうでもなくてまたループして終わるみたいなのを想像してた。
  • 最初はテンポよくどんどん話が進んでいくのだが、後半、主人公が本気出してからほんとにお約束的な展開ばっかりで飽き飽き
  • マリアの人を殺さないって理由がまったく持って曖昧。
  • ループさせてる犯人が分かってからの展開がグダグダ。そこで死んどけよ
  • "O"(笑)。またご都合主義の"敵"ですか。こいつがいる限りシリーズどこまでも続けられるって便利なキャラですよね
  • ラストひどいですね。何これ続けちゃうんですか?すごい嫌な終わり方なんですけど。再登場させるなよ
  • これで晴れて戦う少女+学園モノ+三角関係といったシャナ的な展開をさせられるわけですね。死ねよ


正直、3年のブランクがあってやっと出てきたのがこれだとね。
没になった原稿ってのが、これまでの「神栖麗奈」や「僕らはどこにも開かない」と同じようなテイストだったから没を食らってたんじゃないかと妙な想像をしてしまうわけで。
そうなると、場所が場所ならもっとまともな評価受けられたんじゃないの?と愚にもつかぬ事を考えてしまう
らっきょみたいに萌えも何もないような作品がヒットすることもあるんだし


担当はシャナ的なものを書けとでもアドバイスしたんだろうか