「魔女島」その3

この手の作品(実話怪談?)ではましな方なんかな?

以前、異形コレクション平山夢明作品が好きで、同作者の実話怪談系の作品を読んで大分ガッカリしたことがある。それに比べりゃまあ、ましな方と言える。

それにしても…二言目にはコロナコロナ…。
そんなにコロナ好きならコロナ自体が呪術の産物みたいな話書いたらどうですかね。あるいは、コロナウィルスに呪い乗せて放つみたいな。
まあ、「リング」と被るから無理か。まあこの手のショート怪談界隈だとホラー小説好きの人も多いから許されるのか?いやどうなんだ?都市伝説好きな奴が正統ホラー読みたがりますかね?
ていうか、コロナのお陰で室内で本読む需要も増えたと思われるし、コロナを崇める宗教とかだしたらどうですかね。既にあるか?

今日からあれが

山羊男の息子にされそうになった話。

寺から電話来てその声が山羊男と似てたんなら別に山羊男は悪い奴ではないのでは?

あの日のひとだま

子供の人魂に遭遇して親をボコボコにした話。

殴った理由が不明。

昨日のあれは

ビジホで寝てると「佐々木さんの人でしょ」と声かけられた話。

母親の旧姓で話しかけられたから、何?
て言うか、その後母方の家系になんかあったとかの因縁もないから、ホントに何?ってしかならない。

いちどきり

人生に一度だけ怪異に合った人の話。

  • 墓参りしてたら、寺?の関係者の幽霊に遭遇した話
  • 滑って転んだところでこけしみたいな死神が見えたタクシー運転手の話。
  • テレビを通じて助けを求めてきた母親の話。
  • 花火見てたら生首の幽霊に話しかけられた話

テレビ念話してきた母親の話は、電波放送見るの止めてDVD見てたところで母親からのSOSは止められないんじゃないのかなぁ…

なんどでも

連続する怪異の話。

  • 蛇不殺一族の何代か前の人が蛇殺したせいで、遠縁の語り部の周囲にまで呪いが来た話。
    でも語り部は殺されないんですね。
  • トイレから人でない者の挨拶が聞こえるパン工場の話
  • 家の二階への階段を上っていく幽霊たちの話。
    そのまんま天国行ってんじゃないんすかね?
  • 灯油タンクを持って現れる父親の幽霊?の話。
    石油タンクで殺されたとかじゃないんですかね?

わたしたちのおと

家の二階から児童虐待一家の生活音が聞こえる話。

これ本当は語り部の一家が虐待してて本人たちはそれ忘れてるけど、本人たちの無意識の罪悪感がこの音聞かせてるってパターンだよね。わかるわかる。

むかしのひと

モノクロの幽霊にあって逃げた話

一巡

兎にストレス与えてその赤ん坊食わせた小学生が、大人になって自分の子供に食らいついた話。

まあ因果応報って奴ッスね。兎が生まれたとかなら良くあるパターンだけど。まあ、流石に今時それはやらないか。

六連

先祖から身内六人祟り殺された話。

大分理不尽な先祖ッスね。墓掘り返して遺体粉々にした方がよくない?
蛇に比べりゃマシか?

事故原因

兄貴の遺骨を、死んだアパートに撒く話。

そんなに何回も撒くほどよく骨のこってるね。

地獄おばさん

不幸のどん底になる度に未来の自分のような女が現れる話。

異形コレクションとかだったら面白い落ち付くんだろうけどなんも無しで投げっぱで終わった。
タイトルはなんかのパロディ?地獄少女とかちょっと前あったけど。

ひがんばなし

臨死体験の小話。

  • 川を渡ろうとすると対岸から「あだぐんだ!」と言われて戻った話
  • 川を渡ろうとすると、現在介護中の義母に止められて後悔した話。
  • あの世を信じてなかったので滝の流れる空間で事務的に帰された話。

三番目の奴はちょっと面白いかな

なばかり

こっくりさんをすると言っていた女子生徒が、こっくりさんとは似ても似つかない謎儀式を始める話。

一番キッショ…てなる話。一番ホラー感がある。

分身娑婆

こっくりさんみたいなのに整形する場所を占ってもらう話。

何でダンスうまいからって韓国行くんでしょ?
向こうは日本を足がかりにしてアメリカあたりで勝負しようとしてる連中でしょう?日本でやれるんならまず日本でやった方がよくない?

女島

バリ島で魔女に会ったらバセドー病になった話。

て言うか、半年も海外行ってるとかなんなんすかねこの女。働いてないのか?結婚もしてなさそうだが。て言うか男側も金蔓としか思ってない節があるし。ていうか送金しろ言われて金やったんですかね?初めからそういう関係なの?普通言われた段階で関係絶つだろ。
普段からそうやって若い男に金ばらまいてる有閑マダムなんすかね。

あとが奇

なんでこの手のホラー作家は作品の後書きに毎度つまんない実体験みたいなの書くんですかね?
もうちょいあとがきであることを生かした怪談とか書けないもんなんすかね。
まあ、実際面白い話だったら本編の方に使うから、あとがきがつまんないものだらけになるのはしょうがないッスね。

そういえば、「近畿地方のある場所について」の背筋のインタビューで、背筋自身は霊感とか回忌体験とか何にもしたことがないんだそうな。で、だからこそそういう霊感無い人むけのエンタテイメントとしてのホラーが書けるのでは?と言っていた。
まあ、そういうことなんでしょうね。
結局こういうの読んでるの「霊感」とかある想像力豊かな人々なんで、大して怖くなくても怖がってくれるんだよな~多分。だからこうやってあんまおもんない話しか書けない人でもやってける。
怪談作家名乗る人は自分や他人の「霊感」頼りの駄文書き散らすの辞めて、文章力とかで勝負して欲しいですね。まあ、雑誌の色的に必須と編集に言われてんのかも知れないけど。