オースティン・フリーマン「青いスカラベ」

こういうのは、他から出て欲しかったな


ようやく状態のいいのを一冊見つけたので早速購入。
思ったより翻訳があれ。国書刊行会だし仕方がないか…。
短編集なら東京創元社あたりの領分だろうに…

ニューイン三十一番地

代診医を勤める主人公が、診療終了時間間際に入ってきた客に、患者の詳細を伏せられたらまま往診に向かわされる。
というホームズ作品にもありそうなシチュエーションで始まる。
ソーンダイクには早い段階で相談するが、成果が出る前に、患者と思わしき人物が死亡。
遺言の内容に不可解な点があったことからソーンダイクが調査に乗り出す。

読んでると割と長いよ。中編レベル。
というか、調べたらこのタイトル単体で単行本出てるのが謎。

と思ってたら、本書の中編を長編化したものがコレらしい