時間怪談

「春よ、こい」と「家の中」は散々読んだのでスルー。



石女の母 / 山下定

既読
母のいる故郷に帰ると時間が巻き戻った話。

墓碑銘 / 倉阪鬼一郎

既読
人類の墓碑銘を見る話。
作中作の短編は面白いが、この内容がどう主人公に影響与えたのかが謎。
倉阪鬼一郎って角川ホラー文庫で変なオカルティストの登場する日本が舞台だけど、あんま日本っぽさのないホラー描いてる人かと思ってたけど、イギリス系ホラーの方が得意なのかね

後生車 / 早見裕司

既読
中二病が大人になって再発する話。妻は死ぬ。
時間巻き戻って、中学生まで戻ったのは覚えてたけどその先があったのね。単なる中二病じゃなくてホラーなんだな。

血脈 / 北原尚彦

既読
ジキルを殺してハイドになる話。
元ネタと落ち変わってない?ジキルの死体どうしたんだこの後。

カフェ「水族館」/ 速瀬れい

ガラス細工の中に閉じ込められる話

「俊寛」抄 / 朝松健

世阿弥の興亡史

むかしむかしこわい未来がありました / 竹内志麻子

自分を見ない恋慕者とその妹に翻弄される女の話。
ほむあんスレに投下された散文詩みたいな幻惑的な文章の短編。

こま / 皆川博子

0.03フレームの女 / 小中千昭

リング映画版みたいな感じ

ベンチ / 村田基

歳を取らなくなるベンチを巡って定年後の老人が争う話

雨の聲 / 五代ゆう

歓楽街 / 中井紀夫

通常の町で明日の自分やらに会う話

おもひで女 / 牧野修

ティンダロスの猟犬みたいに記憶をさかのぼってくる女の話。