小林泰三「ドロシィ殺し」

やっぱり読みやすいですね小林泰三

今回は「オズの魔法使い」を元にしたストーリー

オズのまほうつかい (10歳までに読みたい世界名作)

オズのまほうつかい (10歳までに読みたい世界名作)

読んだことないのでよくは知らないが、まあ、桃太郎みたいな話やろ……と思って読んでましたね。そういえば元ネタ知らずに読むの初めてだな。

今回描き下ろしで書いてるせいか前回のような雑誌連載ゆえの複雑怪奇な理解に時間のかかるトリックは使われていない。
とはいえ、開始数ページで大体「あ、今回はアヴァターの入れ替えはなさそうだな…」となんとなく感じるので割と困惑することでしょうな。
アリス殺しがファミコンとしてクララ殺しがファミコン2としたら、今回のはスーパーファミコンのような感じですね

話はわかりやすかったので良かったですね。ああ、そういうことになるのか……とありなのか感あるけど世界的にありだろうな。と思う
ポイントはいよいよ「玩具修理者」に登場するあの姉弟がこのシリーズにも出演するってところですかね。いよいよ最高傑作の登場人物を出してきたか…