萩原朔太郎「猫町」その1

「さては刀剣女子だなオメー」

猫町 (立東舎 乙女の本棚)

猫町 (立東舎 乙女の本棚)

夢野久作の瓶詰地獄で知った同シリーズ。全く知らない作者の本読んでみたらどう感じるのか?という点気になったので、取り敢えず入りやすそうなものを。
今回の絵師も刀剣乱舞イラストレーター。そろそろ、刀剣乱舞関連だから買ってるのではと言われかねない気がしないでもないけどそんなことは生憎とない。

イラスト

絵の特徴からすると、今剣あたりが担当なのかな。押絵と旅する男と違って今回は抽象的な絵が多い気がしますね。内容が内容なだけに。
この調子なら稲垣足穂あたりでも行けそうな気がしますね。
そして女の子キャラ絵も多めなので、安心

内容

方向音痴の作者が東西南北の方位の認識違いを利用して普段歩いてる街を違った「方向」から眺めて無意識の錯誤を利用した旅をしようと考える。
猫町と言う割に猫出てくるのほんの少しだな。

内容は良いですね。イラストと文があってるという感想もよくわかる

他のも読んでみようかとも思いましたが、ほかはあんま絵の方向性が合わない気がするので……読むとしたら江戸川乱歩ぐらいですかな。

あと電子書籍だとなんか、微妙ですね
文字サイズが調整できなくて自分の持ってるタブレットだと本より文字サイズ小さくなってしまう。色味も印刷した本の方が良さげ