「塔の中の部屋」E.F.ベンスン その1

うーん。普通。

塔の中の部屋 (ナイトランド叢書)

塔の中の部屋 (ナイトランド叢書)

なんかこうさ、怪奇小説傑作集とかに入ってる小説みたい。でまあ、詰まるところ、つまんないかといえばそうとも言い切れないようなそんな感じ。
怪奇小説傑作集ホントつまんないんだけど、表紙絵が良くて見かけるたびに買ってたのにいつの間にかダサい表紙になっちゃったね。流石にあれは買う価値無しでは…?

怪奇小説傑作集 1 (創元推理文庫 501-1)

怪奇小説傑作集 1 (創元推理文庫 501-1)

怪奇小説傑作集 1 英米編 1 [新版] (創元推理文庫)

怪奇小説傑作集 1 英米編 1 [新版] (創元推理文庫)


異形コレクションとかは好きだけどこういう純粋怪奇小説系は苦手だな。
何でこれに恐怖感じちゃうの?系な話が多いというかワケの分からん話が多いからなぁ。

塔の中の部屋

いきなり表題作。
塔の中の部屋へ案内される夢に悩まされていた主人公が、現実でも塔の中の部屋へ案内される話。オチはよくわからない。結局なぜあの夢を延々月一とかで見続けていたのかとか。魔女の呪いってだけ?予知夢?
その部屋に飾ってあった絵の魔女が墓穴から還って主人公を襲おうとするが失敗。

アブドゥル・アリの墓

ナイルのほとりにて、友人の遺産を横取りしようとする黒魔術師の話
結局アブドゥルがアクメトに最期を看取らせたのは何でだ?というか、最期を見とったのにアクメトが財産のありか知らないのは何で?