「超訳ラヴクラフトライト2」その3

やっと読み終わり

超訳ラヴクラフト ライト2

超訳ラヴクラフト ライト2

なんか今回悪いところがうまくフォロー出来てない感
ラヴクラフトの悪いところと言えば

  • わかりにくい文章
  • 不自然にビビる登場人物
  • やたら説明調
  • 死に際まで手紙書いてる不自然さ
  • やたらと多用される、なんだかよく分からない「冒涜的」という言葉

まあ、1巻あたりでは上手いこと日本語に置き換えてるなという感じはしたのだが、今巻になると面倒くさくなったのか原作そのまんまな所が多いっすね。
明らかに偽造だって思えるタイプライターの手紙に突っ込み入れてるのは良いんだけど、結局なんだかんだ理屈こねくり回して納得しようとしたり。なんだかホラー映画の登場人物並に頭が悪い行動を取ってたりする。結局まあ、作者がうまいこと不自然に感じられない行動を思いつけなかったんでしょうなぁ。常識的に考えたらタイプライターの手紙来た時点でもうそこで話終わっとけよって気がする。もうその時点で充分怖いよ。
エイクリィ円筒と会話するエンドが陳腐だから辞めたみたいなこと書いてあるけど、頭と手足だけ置いているのは良いの?むしろそれはお笑いの領域じゃない?冷静に考えたら笑うとこだと思うわ。「デッド・サイレンス」とかいうクソ映画思い出すから余計に。

3が6月末に出るようだけど、大丈夫なのかね。