「超訳ラヴクラフトライト2」その2

長い

超訳ラヴクラフト ライト2

超訳ラヴクラフト ライト2

なんか、思ったより読むのに時間かかってる印象。
元からそんなに長かったっけ?
偽の手紙に騙されてバーモント州くんだりまで出かけて、エイクリィ氏の家で喋ってるあたりまで。
まあ、脳取り出して宇宙旅行とか、今時のSFじゃ充分有り得そうなギミック過ぎて何をそんなにビビっているのやら、と言う感想も思い浮かぶ。ラヴクラフトにサイボーグとか描写させたらどんなことになるのやら。
と言うより、この頃って星間旅行するようなSFって無かったんかね?

なんとなく、SF映画でエイリアンみたいなホラーが出てくる下地みたいなのが理解できた気がする。向こうじゃSFつーのはラヴクラフトのお陰でホラーとして扱われてるんじゃなかろうか。
日本だとクトゥルー神話は浸透してないからひたすら脳天気に技術の進歩と冒険ものがSFって感じだが、向こうではクトゥルー神話の下地があるからSFはホラーとして成立するわけね。