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「記憶破断者」

記憶破断者

記憶破断者

わざわざ言うまでもなく、忌憶に収録されてた話の長編版ですね。天獄と地国みたいに短編版そのまんま取り込んでる訳ではないですけどね。
忌憶 (角川ホラー文庫)

忌憶 (角川ホラー文庫)

まあ、記憶が持たない男と記憶を操作できる殺人鬼の対決という、なんか手あかついたネタの上に、盛り上がりそうにもないネタで、そこに大阪人特有の笑えないクッソつまらんお笑い要素が絡んできて案の定大して面白くないという……まあ最近の小林泰三にありがちな本でしたね。でも詰まらんと思いつつも読ませるのはある意味すごいことではある。
なんとなく「獣の記憶」に続くのかなぁと思わせるようなラストではありましたね。あの頃はそれなりに面白かったんだけど最近はこんなんばっかりですね。