W.H.ホジスン「異次元を覗く家」その3
途中の太陽系終了のビジョンが凄くどうでも良い割にはやたらと長くてうんざりした。
- 作者: ウィリアム・ホープ・ホジスン,団精二
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1972/05
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
顔のある白球やらダークマターに包まれた赤い恒星やら緑色に光るセントラルサンやらといろいろ出てくるが、「だからそれは何なのさ?」言いたくなるぐらい出てくるだけで以降の話には何も絡んでこない。大して恐怖する描写でもなんでもないので一体何のために入れたのか不明ではある。あと白い女は本当に誰なの?前回であった時の描写まるごと抜けてるよね。何のためにこんなことを?
これなら普通に「カーナッキ」の方が面白いよね。絶版もやむ無しかな