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江戸川乱歩「孤島の鬼」その1

意外にも削除多そう

孤島の鬼 (江戸川乱歩文庫)

孤島の鬼 (江戸川乱歩文庫)

江戸川乱歩って意外に読みやすいんだなと、久しぶりに読んでみて感じた。昔読んだときは凄い読みにくいと思ってたのに意外ではある。まあ、最近海外翻訳SFばっか読んでたからかな?別に感性やら文化の違いが原因ってわけでもないだろうけど、ホントSFって読みにくいものが多いよね。主に不可思議なことに対する感性の違いが大きいのかもしれないが。
どうも、明治大正あたりが良くて、以降どんどん翻訳の質は下がってきている気がするね。正確さが上がった代わりに読みにくくなったような感じが。あるいは日本語独特のリズム感が失われて単なる機械的に文章を羅列してる感じがするよね。まあ、新青年傑作選とかで翻訳してたのは実際作家だったらしいから、まともに作品書いたことのない現代の翻訳家にそういうものを期待するのはお門違いかなぁ。

そんで、人工シャム双生児の日記あたりまで読んだけど、なんかおかしいなこれ。前に創元推理文庫版で読んだときには「×」をやたら多用してるシーンがあったはずなのに(内容的には男の方が精子を女に飛ばしてたみたいなシーン)。
それでレビュー見てみると、やはり削除されている部分があるらしい。もうこの時点でなんか読む気も失せたが、念のため創元推理文庫版を借りてきて上記の日記部分も削除されてるのか確かめてみようと思う。