- 作者: ティエリ・ジョンケ,平岡敦
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/06/10
- メディア: 文庫
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言わずと知れた「私が、生きる肌」の原作。映画と違って娘はガチレイプされてる上に、まだ生きてらっしゃる。そしてラストがちょっと違う。まあ、他にも差異は色々あるから実際読んで確かめるのがいいと思うな。
- ラファルグとアレックスは他人
- 奥さんはとアレックスが浮気してない
- それに端を発する全身大やけどが無いのでそれ見て娘が情緒不安定になることがない
- ヴァンサンとアレックスが仲間
- ヴァンサンの顔は整形していない
- 人工肌の要素は無し
等など。
それにしても、これ読むと映画のおっさん殺して元の呉服屋に女の姿で戻ったってラストがなんか軽く見えてしまうよね。まあ、映画の段階で「性転換手術無料でしてもらった上に、顔も美女にしてもらったとかいいことづくめやんけ」としか思えないエンドだったけど。
ところで映画はともかくとしてこれラブストーリーの範疇に入れていいのだろうか…?
それにしてもこちらのヴァンサンはアレックスと協力してラファルグの娘をガチレイプしてたりとホント外道ですね。本人にとって絶望的な状況が当然の報いに思える…