「シャーロキアン殺人事件」アントニー・バウチャー

シャーロキアン殺人事件 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)

シャーロキアン殺人事件 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)

シャーロック・ホームズ作品の一つを映画化する事になったアメリカの映画会社。しかし、肝心の脚本担当が大のシャーロック・ホームズ嫌いで有名らしく、シャーロキアンの集まりである「ベイカーストリートイレギュラーズ」から抗議の手紙が舞い込んできた。通常のファンだったら無視するところだが、編集者や評論家、出資者、ベストセラー作家とあってはこの声を無下にすることも出来ない。
脚本家を解雇しようとしたが契約上それが不可だとわかると、広報担当者はそのシャーロキアンたちをハリウッドに招くことにした。


何となく、オチは見える。
まあ、殺人事件無くても良かったんじゃね?と言う気にならないことも無い。



シャーロキアン殺人事件 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)
シャーロキアン殺人事件 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)