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ロバート・シェクリイ「残酷な方程式」

冷たい方程式 (ハヤカワ文庫SF)
タイトルが「冷たい方程式」に似ているせいか、同一内容だと勘違いされることが多そうな本*1。作者名別なのにね。
ロバート・シェクリイといえば、ハヤカワ文庫で「人間の手が触れない」が出てるが、アレよりは多少面白い。

残酷な方程式 (創元推理文庫 (614‐2))

残酷な方程式 (創元推理文庫 (614‐2))


「倍のお返し」

悪魔に願いを叶えると言われた男の話。案の定条件がついていて、自分の一番嫌いな奴にその2倍が送られるという。
今ならタイトルが倍返しとかになってそうよね。
結局手に負えないほど精力絶倫な女を相手に送ったって事でいいのかしら。

「コードルが玉ネギに、玉ネギがニンジンに」

本来やり込められる玉ねぎだったコードルが、相手に嫌なことをするニンジンになる話。
作者ヨーロッパ旅行中に嫌な目にでもあったのか?

「石化世界」

世界が常に変化している世界で、変化しない夢を見るようになった男の話。
結局元々気が狂っていたのが正常に戻ったのか、シュレーディンガーの猫的な波動関数の量子の可能性を見る目を持っていたのが能力失っただけなのか?

「試合:最初の設計図」

意味不明

「ドクター・ゾンビーと小さな毛むくじゃらの友人たち」

ブラジルで人間の天敵となる害獣を創りだそうとする男の話。
変な話ではある

「残酷な方程式」

表題作。
うっかり合言葉を確認し忘れて基地の外に出てしまった男が兵装ロボから閉めだされる話。
タイトルから受ける印象ほど残酷ではない感じ

「こうすると感じるかい」

ロボットにイカされて切れる人妻の話
不感症かなんかかと思ったら違うのか

「それはかゆみから始まった」

細菌の王国

「記憶売り」

ノーコメ

「トリップアウト」

ノーコメ

「架空の相違の識別にかんする覚え書」

ドイツ人とフランス人の囚人が脱獄する話
なんか学習教材向けのお話みたいね。

「消化管を下ってマントラ、タントラ、箱入り爆弾の宇宙へ」

特殊なドラッグを試す連中の話。
で、本当にそっちが正しいのか?

「シェフとウェイターと客のバ・ド・トロワ」

シェクリイ版「藪の中」。

「ラングラナクの諸相」

ノーコメ

「疫病巡回路」

未来から来たと思わしき男が疫病用の特効薬を売ろうとするが誰も買わない話
酷いマッチポンプ

「災難へのテールパイプ」

*1:というか実際に図書館の司書が勘違いしていた