- 作者: 小林泰三,KEI
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: 文庫
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300万
結局技術が進歩していても、それを使う連中の大半は科学については精通していない。そんな連中が大凡上の方にいるって時点でまあ、結局この連中と今の日本というか世界の状況もあんま変わらん気がするね。
盗まれた昨日
ホラー全盛期のいつもの小林泰三なら、体にメモリーカードは戻ったものの、南部総一郎の記憶に汚染されてだんだんと狂気に踏み込んでいく…的な話になってたかもしれない。
結局あの少女達が記憶入れかえて入れ替わってたから何なんだ?的な感じはする。
結局彼女たちにとってはあのメモリーカードは魂に該当するかもしれないけど、南部総一郎みたいに途中から記憶できなくなったタイプだとやっぱ本質は体のほうにあるんじゃないか?と思う。