「臨場」

第三の時効」に次いで傑作だと思った横山秀夫の短編集。

臨場 (光文社文庫)

臨場 (光文社文庫)

横山秀夫はやはり短編が面白い。あんな短い中にあれだけ詰め込めて、しかも無駄が無い。社会派の神林長平と言ってもいい。いや、そこまで詩人じゃないか。
言葉の短い中にも的確に情報を伝えていて、読み直したりすることがあまり無い、すらすら読める。こういうのは貴重ですよね。