ロバート・シェクリイ「無限がいっぱい」その3

無限がいっぱい (異色作家短篇集)

無限がいっぱい (異色作家短篇集)

先住民問題

社会不適合者ということで地球を出て惑星に住んでたら、前時代の地球人から先住民族扱いされた男の話
要は先住民と開拓者が入れ替わってるんだな。

給餌の時間

とある古本屋で「グリフォンの飼育法」という本を見つけた「私」は早速それを買って読んでみるが……
ああ、処女じゃなくて、Virginだったのね。

パラダイス第2

未開の惑星を探していた二人は格好の惑星を見つけたが、そこには殆どの人類の死に絶えた星だった。
変なタイトル訳だな。
第2パラダイスとかパラダイスIIにしておけば良いのに。

倍額保険

タイムトラベルの自由化した未来、時間旅行の保険を利用して大金をせしめる方法を思いついた男の話。
ちょっとばかり強欲すぎたな

乗船拒否

とある無線士が出向前に補充された新人を拒否した。無線士が言うには、これは純粋に人種的な問題だという。
頭おかしいんだろうなぁ、この船長。
新乗員の人種も知らずに、他の連中にこの問題押し付けようとしてるなんて。
当人にあって話せばいいのに延々回り道してこれとか……
無線士の嫌ってる人種の検討はついていたが、この落ちは……。
混血云々の話を逆手にとった話?