- 作者: 三津田信三
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2009/12/07
- メディア: 単行本
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「実は、とても単純な解釈を忘れていたのですが――」
「どんな?」
「潜水装備を付けた犯人が、増義のはじまる前に予め沈深湖に潜っていて、龍三氏を殺害します。そして皆がいなくなるまで湖中で待った後で、堂々と湖岸に上がって逃げた。
P478
えっ。
っていうか、普通それ真っ先に考えるよね?
なんで沈深湖までの山道降りてきたり登った姿見てないから犯人は湖に潜っては居なかったとか訳の解らん解釈してたの?
13年前の事件と異なる所って、刀城言耶が居るってところじゃないのか?
刀城言耶が推理を披露したために、神男連続殺人にせざるを得なかったとか
現状、推理小説的にありそうな犯人は、青柳富子。
個人的に怪しいのは、正一。
超自然的な解釈するなら水魑に取り付かれた小夜子。
いかにも犯人臭いのは游魔。