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三津田信三「凶宅」その1

凶宅 (光文社文庫)

凶宅 (光文社文庫)

キーホルダーの剣(つるぎ)?
ペーパーナイフじゃないのかそれは。
小さい子供が持つのを母親が許可する程度の代物なら、ガチャポンにあるような小型のペーパーナイフと考えるのが妥当な気もするがな。
大人ならあんなものを「剣」なんて言ったりしないよな。子供に合わせて稚拙な言葉をあえて使ってるのか一体この作者はどの年齢層向けにこれを書いてるんだろうか。
しかし、この母親が持つの許可するほど安全な代物なら、剣先まで丸まってるはずだから、ガムテープとか切るのにも苦労しそうだがな。
後々化け物退治する為のキーアイテムかこれ?



案の定、「家」を表現するのが下手だなぁ。「ホラー作家の住む家」の描写酷いと思ったがこっちでも案の定だった。なんか家にこだわりでもあって、クドクドと説明したがるタチなのか。読む上で障害にしかならんからやめて欲しい。こっちには家なんて単なる舞台装置の一つでしかないのにそれを主役みたいな説明されてもなぁ。


もうちょっと、大きな視点から小さな視点へと説明してくれれば分かりやすいのだが。登場人物の視点で見た順に紹介したいのか?
その割には南部屋の外のベランダが廊下にも通じてるとか。いきなり第三者視点が混じったりするし。


裏口にしても廊下が十字になっていて、玄関から裏口まで直通でつながってるって書けばいいのに、
それをせずに、玄関から続く廊下の突き当たりの左右に洗面所とトイレがあって、その間に裏口に続く廊下が伸びてるとか、かなり分かりにくい描写をしている。要は玄関から裏口まで直線で繋がってて廊下が十字になってるって事やんそれ。何でわざわざ分かりにくく書いてんのかな。それとも十字ではない?だとしたら描写下手ってレベルじゃない。


それにしても毎度思うが、子ども賢し過ぎるな。
そしてその割にたまに幼稚な言葉を使うというわけのわからなさ。
こういうちぐはぐな印象が何とも気持ち悪い