『死の相続』セオドア・ロスコー

死の相続 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

死の相続 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

書いてる本人は面白いつもりなのかも知れないがこのキャラ造形は大して面白くもなんとも無い。語り部とヒロインからして不愉快な連中だし。
ゾンビが登場するとかいうバカミス要素が無ければ数行で読むの辞めてる。


登場人物

イーライ・イラシャブ・プラウドフット
ハイチに農園を持つ。頭に弾丸を打ち込まれ殺される。
ハパ・レオ
ヴードゥー教の司祭。イーライの葬式を執り行う。
ピエール・ヴァラーンタン・ボンジャン・トゥセリーネ
黒人弁護士。法学士、リモナド伯爵。イーライの遺言執行者。遺産相続の件でパトリシア・デイルをハイチに呼んだ。
ドクター・セヴェストレ
イーライの遺体の第一発見者。
サー・ダフィン・ウィルバーフォース
監督者。インド勲章上級勲爵士。夜会マントに鳥打帽の痩せた男。三角の目に片眼鏡をしている。イギリス人。遺産相続第1候補。
ティ・ペドロ
農園管理人。上半身裸のマッチョ。ドミニカ共和国からの移民。舌を切られて喋れない。遺産相続第2候補。
アンブローズ・ジョーンズ
船の運転手。アルビノで唇が赤い。ダンサーのようなパンツ。遺産相続第3候補。
トードストール
厩番。肩幅は120cm程だが猫背でガニ股なのでゴリラの様。頭がもじゃもじゃのジャマイカ人。遺産相続第4候補。
グラディス未亡人
家政婦。トードストールの母親。150cmの肥満体。赤と青の水玉模様のターバン。パイプを咥えており、歯が黒い。遺産相続第5候補。
<少尉>
経営管理者。金髪。前をはだけたボロボロの軍服に水夫の防水帽、パイプ。腰に弾丸と回転拳銃を下げている。遺産相続第6候補。
マンフレッド・フォン・ムルダ大佐
ボディーガード。ドイツ軍将校の格好をしたプロセイン人。頬に肝臓の様な形のアザがある。遺産相続第7候補。
ミス・パトリシア・デイル
イーライの姪。17のときにイーライ叔父との結婚を拒否して家を出る。遺産相続第8候補。
E.E.カーターズホール
カート。語り部。貧乏絵かき。パトリシアの恋人。イーライの遺産目的で恋人をハイチに連れてきた白人至上主義者
ニーモー・ナルシース
ハイチ憲兵隊隊長。イーライはゾンビに殺されたと言っていた。
コーニーリアス
イーライの下働き。
モルン・ノワール
イーライ叔父の屋敷のある場所