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異形コレクション45「憑依」その1

憑依―異形コレクション (光文社文庫)

憑依―異形コレクション (光文社文庫)

なんか、編集者井上雅彦にとって最も厭なことが何かにとり憑かれ自分が自分で無くなる事だそうでこのテーマになったんだそうな

一年霊 / 春日武彦

特定の事以外には意識がいかなくなる霊をつかせて、マグロ漁船に乗せる話。

奇木の森 / 岡部えつ

結構、厭な話っすね。再読したくない。
異形コレクション44「喜劇綺劇」にあった笑えない話並ですね。
調子のいい事ばかり言う社長。給料は少ないのに激務のIT土方。さらにいらない奴はこうやって切り捨てる。現代の本当に厭な社会問題扱ってますね。仕事してない人にはわからん感覚。
あー、あのこれは読まない方がいいですね。読んだらこの先読む気力がなくなっちゃう。

溶ける日 / 松村比呂美

何となく前と似たようなテーマにも思えるが。孤独死的な意味で。
割りと普通

地蔵憑き / 朱雀門

妻の故郷に引っ越してきた「私」は、自治会の酒の席で「閻魔憑き」をやらされる。
翌日、私は妻にお告げの「枕仏」とは何かと聞くが、はぐらかされてしまう。


わけのわからん話やな。
えらい中途半端なとこで終わってるし。


え?結局枕仏ってなんだったの?閻魔なのに子供食うとか本当に閻魔なのか?
とかほとんど投げっぱなしよね。これは駄作のうちに入れていいと思う

六体の地蔵が怒って、私の身体と、それを操っている閻魔を叱って思い止まらせてくれないかと祈った。
私の思いが届いたのか、弾かれたように私は地蔵の頭から手を離した。
どけた手のあった位置に見える地蔵の頭が欠けていた。地蔵盆までには直して差し上げねばならないと思った。
「そうだな」
地蔵たちが一斉に私を暗い目で見上げて呟いた。

これで終わり