柄刀一「レイニー・レイニー・ブルー」その1
- 作者: 柄刀一
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/05/20
- メディア: 新書
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人の降る確率
人が落ちたところが目撃されたのに、その下には死体が無かった。そして次の日に現れた死体は目撃証言通りの場所に落ちていた。
冒頭の自殺描写もあったせいか、他殺とは考えなかったですね。
清水詠司って人は「ifの迷宮」に出てたのかな?
炎の行方
ここで犯行に直接関係ある行動をとったりしないあたりが熊谷斗志八の限界と言ったところか。メルカトル鮎だったら自分の住処を守るために誰かを操ってそういう事させたりするだろうが……。或いは早いとこここ抜けたがってて事件に何らかの介入をするとか
仮面人称
異形コレクションで読んで、面白くないなぁと思ったけど、今回読んで見てもやっぱりつまらなかった。
密室の中のジョセフィーヌ
思ったけど、この作者、障害者を犯人にしたりしないな。外国じゃ珍しくないのに。やはりそこは日本性なんだな
あと熊谷斗志八の性格もね。この性格で後ろから刺されないのは障害者って免罪符があるからだろうし。