- 作者: P.D.ジェイムズ,スタンリイエリン,ルースレンデル,オリヴァーラ・ファージ,ポールギャリコ,ピーターヘイニング,Peter Haining,深町真理子,Paul Gallico,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1998/01
- メディア: 文庫
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「特別料理」スタンリイ・エリン
まあ、古今東西、特別料理と言えばこれ!ともはや様式美と化した感もある「あれ」です。
最も人肉料理を思わせるラストってだけでそれ程インパクトはないけどね。
どうでも良いけど、人肉ならなんでも良いのかね。牛なんかだと生まれたての子牛の肉が一番うまいそうだが、こっちは年もいってて肉が硬そうなおっさん。後まあ、脂ぎった中年男性の肉とか食わせられるのかと思うとうえってなりますよな。
まあ、うんこといい、「絶対に食わないからこそ想像の余地がある」ファンタジーな素材ですよね。
ところでなんでこれテレビ局の抵抗にあったの?言うほどグロいオチでもない気がするが。
「賄賂と堕落」ルース・レンデル
ええー、本当に払ってたの?親父だとか偽って?あり得なくね?イギリスじゃ当たり前なのかね、
まあ、流石に「約束を忘れる訳にはいきません」と言ったあとに、ソレンセンと会わなかったとか言っても刑事は買収があったから会ったと言わなかっただけだと了解するんじゃないかね。
これで起訴は難しくないか?イギリの裁判事情はよく分からん。
「最高傑作」ポール・ギャリコ
良い話だなー。
まあ、他が思ったより面白く無かったんで
「デュクロ風特別料理」オリヴァー・ラ・ファージ
フランスでは、うまい料理のソースのレシピを盗んだ奴を殺しても無罪!
わけが分からんな。そんなソースばっか後生大事に……。フランスのアメリカ嫌いが良く現れてるな
アホやでこのおっさん。
まあ、何やら裁判中に料理の説明があったが、全く涎も出ませんでした。