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「江戸迷宮」その1

江戸迷宮―異形コレクション (光文社文庫)

江戸迷宮―異形コレクション (光文社文庫)

まんま江戸時代の怪談的な話のようですね。それほど好きなテーマではないが。


ところで、江戸時代を舞台とした探偵物語「捕物帳」なんてジャンルがあるそうですが、一体どうして江戸時代に名探偵が活躍できるのか、と疑問に思うんですよね。
そもそも、江戸時代の岡っ引きたちの方式といえば直感で犯人を指名して、そいつが「罪を白状する」まで拷問する。と言う方式ですしね。
そんな時代にあって、西洋式の「名探偵」なんて通用するはずがないですし。
そもそも、名探偵の捜査に必要な「証拠」ってのがまず曖昧すぎですよね。岡っ引きは事件が起これば現場にどやどやと踏み込んでいって現場保存なんてまずしない。
しかも、死体の状況を記録する方法がない。写真はまず論外でしょう。次に絵となると、江戸時代使われていた筆記用具といえば筆。はい、まずこんなモンで現場や死体の状況を正確に写しとるなんて無理ですよね。


つまり、江戸時代の刑事なんてものは推理はしない、証拠は集めないわで全く名探偵なんぞが存在すること自体不可能な環境なわけですよね
そんな状況で名探偵なんぞ何故登場させたがる?と非常に不可解なんですよね。


中島要「かくれ鬼」

四谷怪談とかそれ系の、男が殺した女に復讐される的な話ですね。
まぁ、テンプレですよね

朝松健「黒眚」

もう異形では一休宗純の話もいい加減ネタ切れ気味な感じなので
今回の舞台が江戸時代の話は非常に面白く感じられる。こっちのほうがホームグラウンドなんでしょうかね