- 作者: ラヴクラフト,オーガストダーレス,大滝啓裕
- 出版社/メーカー: 青心社
- 発売日: 1989/06
- メディア: 文庫
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話はチャーマズが薬飲んでトリップしてる最中にティンダロスの猟犬に遭遇して時空を追いかけられてきたというはなし。そして、ティンダロスの猟犬から逃れるために部屋の四隅にセメントを塗って丸くします。奴らは角度からやってくるので、角度を無くしてしまえばいいとか。いや意味分からんわ、角度って。円形でも接線とれば角度なんかいくらでも見いだせるぞ。直角とか直交線ならわかるが。角度なら、たとえ球状の内部にいたところで360℃って角度が存在してるやん。それに鋭角だとしても、自分の体内にだって角度存在してるんとちゃうの?というか角度の存在しないところなんてないぞ。わけがわからないよ。
訳がマズいのかなこれは。
そんなわけで、防備は完全だと思っていたチャーマズ君ですが、残念ながら2週間後に地震が起こって天井の隅のセメントが落ちてしまってあえなくティンダロスの猟犬に襲われてしまいました。
なんでも地球上の物質じゃない緑色の何かが付いてたそうで。
ちなみにちゃーまず君の見たティンダロスの猟犬の姿はそもそも実体があるのかどうか怪しいもんだったそうで、あれが犬の形とってるかどうかすら怪しい感じなんですよね。
ついでに、ティンダロスの猟犬は墓場に出てきたりはしません。