- 作者: 小林泰三,KEI
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: 文庫
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>イラスト:KEI
早川は本気だ……!
ぶっちゃけ、今までの早川は「取り敢えずアニメキャラっぽい表紙にしときゃオタが買ってくれるだろ、ハハン」みたいな態度で、明らかに対象となるターゲットとは全然層の異なる絵師を採用してばっかでしたが、
この「天体の回転について」の単行本版といい今回の文庫版といい、ちゃんと対象層にあった絵師を採用してますね。いったいどうしたんでしょうね。
今までは「単にキャラクターが描かれていればいい」とばかりに時代遅れな、ちょっと読者層高すぎないか?って言いたくなるような表紙絵ばっかだったのに…
というか、そんな表紙だったらむしろ普通の表紙の方がマシだったんじゃない?って言いたくなるような、本来のターゲットからはそっぽを向かれ、オタ絵とただの絵の区別もつかない嫌アニメ表紙派からは叩かれるという、結局どっちか着かずな中途半端な表紙のモノばっかりだったのにね。
まあ、pixivあたりか、あるいはラノベで採用されてる絵師をつれてくることにしたのか。もしかしたらそこら辺担当してた編集が変わったのかね。
そういえば、絵師のセレクトは担当がやってるんだよね?なんか、表紙絵に対して小林泰三本人に文句言ってる人がいるが、表紙絵に作家が口出しできるもんじゃないだろうに……
正直そこのところもわからずに文句言ってるとかなんなんだろうって思うが。小学生か
「表紙で買うの躊躇う」とか思ってるのはあんたらぐらいだから、頼むから黙っててくれませんかね。萌え絵とそうでない絵の区別も付かない癖に。いっそのこと「表紙に釣られて買った」ってレビュー載せたい気分だわ