2010-09-07 屍鬼の血族 吸血鬼 小説 日本的なるもの 屍鬼 東雅夫 読みかけ 最初の小泉八雲の「屍鬼」に関する言及や江戸川乱歩の「吸血鬼」はまあ、参考にはなるし、柴田錬三郎の「吸血鬼」もまあまあの出来だが、以降の短編がなんかどれもそれほど面白いもんでもなくて、吸血鬼アンソロジーとして見た場合はそれほど出来のいいもんではない気がする。 結局、この本の中で一番面白いのは東雅夫の解説ぐらいじゃあないのか。 大原まり子と菊地秀行が特にひどい。