屍鬼の血族

最初の小泉八雲の「屍鬼」に関する言及や江戸川乱歩の「吸血鬼」はまあ、参考にはなるし、柴田錬三郎の「吸血鬼」もまあまあの出来だが、以降の短編がなんかどれもそれほど面白いもんでもなくて、吸血鬼アンソロジーとして見た場合はそれほど出来のいいもんではない気がする。
結局、この本の中で一番面白いのは東雅夫の解説ぐらいじゃあないのか。


大原まり子菊地秀行が特にひどい。