なんか解説読んでると、結構な人気作家だったんじゃないかと思えてくる。こう、割と量産型で、素晴らしく図抜けてるワケじゃないけど、それなりの物を大量生産してるという。
東野圭吾みたいやな。
やっぱり東野圭吾も後50年もしたらこんな風に忘れ去られるのかな。
落ちる
自殺衝動に悩まされる男の話。
しかし、標題作な割りに設定以外は地味な印象。なんせ、妻の浮気を疑ってるとかそういう話ですからね。
病気自体から何か発展していくワケじゃないのよね。
猫
妙に時代がかった印象を受ける。
それほど面白いものではない
ヒーローの死
展開が非常にスピーディ。それで居て一応ちゃんとミステリの体裁を取っているのだから流石
ある脅迫
なんか凄いなぁこれ
特に最後。何が欲しいかと言われてタバコを一本というアタリが流石。
笑う男
所謂倒叙もの
なかなかに悲哀が現れている
私は死んでいる
ジジイが主人公のサスペンス？小説。
甥夫婦に監禁され殺されそうになるのを、機転を効かせて脱出する話。
かわいい女
なんか某ハードボイルド小説みたいなタイトル
いやしかし、そのトリックは流石に遺体解剖されたらバレるだろう？というかトリックですらないか
みかん山
学生服にマントって凄い時代を感じさせるね。
なんカトリックが、「リアリティ？なにそれ食べられるの？」レベル。
黒い木の葉
なかなかにペーソスに彩られた好短編。
趣味によるかなぁ
二夜の女
(内容忘れた)
