(読みかけ)フレドリック・ブラウン「通り魔」

短編の名手フレドリック・ブラウンの長編。しかもミステリ。
聞いただけで不安になるね。好奇心は沸くけど。
やっぱり短編で評価されてるだけあって長編になると中弛み感がひどい。というか、最初っから水増し感が。
星新一も同様の性質持ってた気がするし、やはり短編作家に長編を書かせるのはよろしくない。
しかも、ミステリなのでSFで使われる奇抜なオチは出ようはずもないので自然モチベーションは下がってくる。


えー?これどう見ても彫刻家が犯人じゃね?
ていうか、しょっぱな犬さんが後ろ立ちしてヨランダのホック外すとか言う超不自然な行動とってるにもかかわらず、後半この行動の謎が明らかになるまで誰もこのことについて触れないってなんなの?
服の下に下着つけてない云々よりその犬の奇妙な行動を注視した方が良いんでは。