そもそも儚月抄は始まる前から駄作だと気づいてた

かなりアレなタイトルだけど、何となく気づいてた人はいるんじゃなかろうか


そもそも、東方というゲーム自体ストーリーが無いに等しい。おまけで語られてるのは単なるバックグラウンドに等しいし、そもそも単なる設定の寄せ集めにすぎない。
設定考えるだけでおもしろいストーリーが作れれば苦労はしない。設定は単なる下地でそれを元にストーリーを作らなきゃ話にならない。
で、設定だけひたすら練ってストーリーを作ったことのない人が、漫画の原作やって面白いものができるのか?


そもそもZUNという人は「アンソロジーっぽくない表紙にしてくれ」と注文して文花帖を作らせ、
「単なるアンソロジーじゃつまらないから」とアンソロ漫画+アレンジCDと言う組み合わせの紫香花を作らせた。
とくればここでも通常の面白いストーリーなんか作れるはずもないし作る気もないだろうということは容易に見て取れる。
その手の「通常とは違うことをやろう」という試みはヒットすればそれなりに評価されるが、失敗すれば単なる中二病患者の戯れ言となってしまう。儚月抄は後者を端的に具現化してしまった。


あとまあ、大風呂敷広げてそのまんまってのもね。
三月精で、幽々子レミリア、紫あたりの勢力が今年以降なんかしそうと、一巻の時点で大々的に期待させるようなことを言っていた割には何にも起きてない。っていう前例があるし
そもそも、風神録あたりのプロローグは詐欺としか思えないようなものだし。


ということを考えてみれば、儚月抄の「東方初の本格ストーリー漫画」なんて煽り文に対しては「m9(^Д^)プギャー」以外の感想なんて浮かばない

小説儚月抄は第一話読んで、文字を追うのが苦痛になってそれでもやっと読んで。読み終わった頃には次の儚月抄を読もうなんて気力はなくなっていました。